こんにちは。
コロナウイルスのワクチン接種から2日経ちましたが、特に特殊な副作用はでていません。
ただ、接種当日より、翌日の方が筋肉痛がひどかったです。
肩より腕を上にあげることが辛く、接種した側の腕を下にして寝るのは厳しいくらいでした。
激しい運動をした翌日の筋肉痛レベル、といえば伝わるでしょうか。。。
2日経つとほぼ通常通りの生活ができますので、やはり、接種翌日に注意する必要がありそうですね。
さて、今回は妊婦・授乳婦へのコロナワクチン接種について少しだけお話します。
前回お伝えした、FAQにも記載されておりますが・・
結論から申しますと、「摂取しても良いけど、データが少ないから完璧な安全保障は出来ないよ」といったところでしょうか。
妊娠中に感染症になってしまうと、母体や赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるので、回避したいところです。
実際に、妊婦さんがコロナウイルスに感染し、出産直後の赤ちゃんもコロナウイルス陽性だった例もでてきており、母子感染する可能性も示唆されております。
ワクチンには様々な種類があります。
一般的に生ワクチンと呼ばれる、病原体の本体を弱毒化したようなワクチンは妊婦さんには使用してはいけません。
しかし、インフルエンザワクチンのような不活化ワクチンは医師との相談の上、使用することが可能です。
では、コロナウイルスワクチンはどうでしょうか。
現在開発されているワクチンは、不活化ワクチン、mRNAワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン等、生ワクチンではない為、薬学的には妊婦さんが摂取しても問題なさそうです。(今のところ、妊婦さんに使用して重篤な事例となった報告はほとんど無いようです。)
が、如何せんデータが少ないため、安全である確証がまだ無いのです。
なので、妊婦さんや授乳婦さんに対するコロナウイルスワクチンの接種については各国で意見が分かれています。
イギリス、イスラエル、アメリカなどは、「妊婦も積極的にワクチン接種をすべき」としています。
一方、日本は「医師の相談の上、慎重に判断」としています。
なんとも曖昧な話ですが、現状はこのような解釈です。
妊婦さんは、自分1人だけの命ではない、という想いが特に強いかと察します。
ですので、とても悩まれると思いますが、大事なことは「知識・情報を評価して、信頼できる人と相談して決める」ということに尽きると思います。
ただ、妊婦さんでなくても人に移してしまう可能性があるので、「自分1人の問題ではない」ということを常に念頭において行動したいですね。