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  • 三重県の津市にある調剤薬局です

2026年2月8日、津市薬剤師会主催の「薬を知る講座」にて、ペンギン薬局の佐藤亮(薬剤師)が講師を務めさせていただきました。
当日は、皮膚科の塗り薬の正しい使い方からアトピー性皮膚炎の最新治療法、さらに2026年以降の医療費制度の見直しについて、具体例を交えて解説いたしました。講座に参加できなかった方にもお役立ていただけるよう、内容の一部を以下にまとめます。


1. 塗り薬の正しい使い方

皮膚科で処方される外用薬(塗り薬)は、種類ごとに特性が異なります。

基剤の種類 特徴
軟膏(油性) 傷口にも使えるがベタつく
クリーム(油+水) 伸びが良くさっぱり、ただし刺激が出やすい場合も
ローション(水性) 髪の毛の中など塗りやすいが、しみることがある

● 適切な塗る量「1FTU(フィンガーチップユニット)」

人差し指の先から第一関節まで出した量(約0.5g)=「1FTU」で、手のひら約2枚分の面積に塗るのが目安です。

● 塗るときのポイント

  • こすらず、優しく伸ばすだけでOK(すり込み不要)

  • かゆみがなくなっても、炎症は残っていることも。医師の指示があるまで使い続けましょう


2. アトピー性皮膚炎の最新治療:注射薬の登場

従来は塗り薬が中心だったアトピー治療ですが、近年では注射による新しい治療薬が登場しています。

● ターゲットは「炎症」と「かゆみ」の根本

  • 炎症を抑える:IL-4/13 をブロックする注射(例:デュピクセント、イブグリース)

  • かゆみを断つ:IL-31 をブロックする注射(例:ミチーガ)

● 注射だけに頼らない

外からのバリア(塗り薬)と内側からのブロック(注射)を併用することで、より良い治療効果が期待できます。


3. 日常のスキンケア豆知識

日常的なスキントラブルも、正しいケアで悪化を防げます。

  • ニキビ:先に保湿、その後に薬を塗ることで乾燥を防止

  • 日焼け止め:顔に塗る量の目安は「1円玉2枚分」

  • 傷のケア:「乾かす」よりも「湿潤させて治す」が基本(=モイストヒーリング)


4. 医療費制度はこう変わる予定(2026年〜)

● 高額療養費制度の上限引き上げ(2026年8月〜)

自己負担額の上限が月1〜2万円ほど増える可能性があります(年収に応じて異なる)。

● 「特別の料金」の導入予定(2026年度〜)

保湿剤や湿布薬などの市販薬に相当するものは、保険で処方された際に通常の負担に加え25%程度の追加負担が上乗せされる方向で調整が進んでいます。


スライド資料の公開

当日使用したスライド資料もあわせて公開しております。以下のリンクよりご覧ください:

▶︎ 講演スライドPDFを閲覧する


最後に

薬の効果をしっかり引き出すには、「正しく使う」ことがとても大切です。
また、医療制度の仕組みも少しずつ変わっていく中で、「自分に必要な治療を納得して受けるための知識」を持つことも重要です。

ご不明な点があれば、どうぞお気軽にペンギン薬局までご相談ください。



コメント一覧

返信2026年2月8日 11:57

匿名21/

本日の講義ありがとうございました。 受講させていただいたものになりますが、本サイトに公開いただいたスライド資料のリンクに制限がありアクセスできない状態となっているようでして。。。 すみませんが、ご確認お願いできますでしょうか。

    返信2026年2月8日 12:39

    ぺんぎん店長21/

    ご迷惑をおかけして申し訳ありません 再度添付してみましたが、見れましたでしょうか?

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