あけすぎまして、おめでとうございます(._.)
形が大事!ということで続けているHPですが、やはり年末年始は中々更新する時間がない!
と、いうことで2月になって今年最初の更新となりました。
さて、私事ですが、最近生まれて初めての人間ドックに行きました。
色々見つかりましたが、今から頑張れば改善できるはず!!( ;∀;)
・・・やはり健康が1番大事ですね。
健康であるために、加湿器を使用して風邪を予防している方も多いのではないでしょうか。
私も薬局に数台の加湿器を設置しておりますが、加湿器って手入れが大変です。
知らないと、加湿器のせいでかえって不健康になる、なんてこともありますので、今日はそのお話を書きます。
加湿器には種類があります。基本タイプは3種類です。その3種類を組み合わせた物も、ハイブリッドタイプとして存在します。
①スチーム式
スチーム式はヒーターで加熱して水蒸気を出して加湿します。
鍋でお湯を沸かしている状態です。
なので、加湿が始まる(お湯にする)まで時間がかかる、電気代が高い、などのデメリットがあります。
加湿スピードはそこそこ普通、というところでしょうか。フィルター交換の手間はありません。
一番のメリットは、温めてお湯にして水蒸気を出すため、雑菌がわきにくく、衛生的に優秀なタイプです。
②気化式
水をフィルターに染み込ませ、それに風を当てて、気化させることで、加湿をするタイプです。
洗濯物に扇風機を当てている状態ですね。空気清浄機についている加湿の多くはこのタイプです。(ハイブリッドの場合もありますが)
加湿はすぐに始まりますが、加湿スピードは遅く、衛生管理上、フィルター交換も必要です。
電気代が安い、ということが一番のメリットになるかと思います。
③超音波式
水に超音波を当てて、微細な粒子にして噴出し、加湿をします。
要は、すっっっごい細かい霧吹きです。
すぐに加湿出来て、電気代もそこまで高くない、フィルター交換もいらない、と、良いこと尽くしに見えるタイプ。
ネット通販でもこのタイプが一番安価で売られています。
ですが、衛生的には実は1番危険なタイプ。
なぜなら、熱することもなく、フィルターを通すこともなく、水をそのまま霧状にして放出しているため、
タンクの水が汚かったら、その汚い水を飲んでいるようなものです。
タンクの水の中に菌がいたら、それが原因で、肺炎になったり、アレルギー発作を起こす可能性があります。
もちろん、正しく管理していればこのようなことにはなりません。
加湿器を使う場合は、以下の3つを心掛けてください。
①加湿器タンクの水には水道水を使用する(塩素が入っているので、菌の繁殖を防ぎます)
②タンクの水は毎日交換し、少なくなった時に継ぎ足しをしない(塩素は時間経過で抜けていきます)
③加湿器タンク、本体を1週間に1度程度、清掃する
どのタイプを使うにしても、この3つは非常に大事になります。
ちなみに当薬局では3種類すべての加湿器を使用していますが、水は毎日交換し、週に2度、アルコール消毒を行っております。
健康を保つための加湿器で、不健康になっては本末転倒ですから・・・(>_<)