こんにちは。
本日、1回目のコロナウイルスのワクチンを接種致しました。
接種時の痛みはほとんどなく、ただの筋肉注射という感じでした。
筋肉注射ですので、少し筋肉痛のような痛みはありますが、今のところ日常生活に支障はありません。
明日、また状況が変わっている可能性は0%ではないですが、個人的に「こんなものだろう」という予想通りの結果です。
ちなみに、接種当日の入浴制限などはなく(激しい運動はさすがに控えたほうが良いですが)、注射後に揉む必要もありません。
免疫学的に2回目の方が副反応が強い可能性が高いですので、今後も注意はしていきたいですね。
※日本薬剤師会から、「薬剤師から一般の方々に向けた 新型コロナウイルスワクチンに関する FAQ 」というものも公開されていますので、ご興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。ワクチン接種に関する種々の疑問に解答されています。
さて、ワクチンに関する小話をひとつ。
メディアでは、ワクチンの有効率が取り上げられていますが、そもそも「有効率ってなに?」ということについて考えます。
病気になって、それに使う薬の有効率であれば、使用して治る確率が、有効率となります(かなりざっくりですが)
今回のように病気にならないように予防的に使うワクチンの有効率は「ワクチンをしたあとにその病気にかからなかった確率」が有効率になります。
その確率が90~95%といった形で報道されていますが、果たして本当にそうでしょうか。
実はインフルエンザのワクチンの有効率は40-50%程度です。同じワクチンなのに差がありすぎですよね。
実は、今回の有効率、「発症しなければ有効」なので、「無症状の人も有効と判断されている」ということを念頭に置かなければなりません。
もちろん、ワクチンを受けたから感染しなかった方や、無症状になっている方もいると思われますが、後者の場合は決して感染していないわけではないので、人に移す可能性も大いにあります。
ワクチンの有効率を過信せず、「ワクチンを打ったから感染しないわけではないし、人に移さないわけではない」ということを知っておきたいですね。