こんにちは。
過ごしやすい気候になってきましたね。
と、言っている間に寒くなって、気づいたらお正月。。って毎年なります( ;∀;)
行楽日和の今のうちに、お出かけしたいところですが、今後どうなっていくのでしょうか。
さて、今回は片頭痛の薬の飲むタイミングについて、お話します。
普通の頭痛は、頭の両側が痛く、非拍動性(鼓動のタイミングに関係なく痛い)ことが多いですが、片頭痛は、頭の片側が痛く、拍動性(鼓動のタイミングに合わせて痛みがでる)、気持ち悪くなる、といった症状が見られます。
片頭痛の原因はストレスや精神的緊張など、諸説ありますが、はっきりしていません。
ただし、痛みが出る機序としては、三叉神経が関与していることはわかっています。
片頭痛の治療薬には「トリプタン系」と呼ばれる薬剤が使われることが多いです。(軽症の方には一般的な痛み止めが使われます)
そして、このトリプタン系の薬剤ですが、服用タイミングが重要です。
①片頭痛が起こりそうになったら飲む
②片頭痛が起こったらすぐ飲む
③片頭痛が起こって少ししてから飲む
のどれが正しいでしょうか。
実は、②の飲み方が、トリプタン系の薬剤の正解になります。
飲むのが、早すぎても、遅すぎても薬の効きが悪くなってしまうことが分かっています。
※「頭痛が起こったのがいつかわからない」という時、「頭を振ってみて、痛いかどうか」が1つの目安となる場合もあります。
薬を使用する時は、使用する薬の種類や効果だけでなく、1番効果が高まる薬の飲み方も知っておくことも大事ですね。