先日、第一回多職種連携研修会にスタッフとして参加してきました。
津市在宅療養支援センターが主催している多職種による研修会です。
「今回は災害時の水・トイレ問題」という題目の元、講演を聞き、グループディスカッションしました。
普段は関わらない、在宅の医師や看護師、支援相談員の方とお話しすることができて、とても刺激を受けました。
やはりこの地域で防災といえば、南海トラフ巨大地震への備え、ということになるかと思います。
みなさん、備えは十分できていますか?
自身が起きた場合のライフラインの復旧までの時間ですが、
と言われています。
この間、生き延びることができる備蓄が必要になります。
何より必要なものは水です。飲み水だけでなく、生活に使用する雑水も必要になります。
水や食料は最低3日分の備蓄が必要です。
飲み水は1人当たり、1日3リットル、3日分だと9リットル必要です。これが家族分必要になります。
4人家族だと36リットルということになりますね。備蓄スペースも考えないといけません。
また、トイレの問題もあります。
基本的にトイレは地震発生後は使用しない方が良いです。
なぜなら、水が止まっていては流れないかもしれませんし、水が流れたとしても配管が損傷していた場合はえらいことになりますよね。
使用できるかの確認ができるまではトイレは使わないようにしましょう。
ではどうすればよいのか。簡易トイレを準備しておいてください。
1人が1日にトイレに行く回数はだいたい7回程度ですので、3日分だと21個、4人家族だと84個(だいたい段ボール1箱分くらい)必要になります。こちらも結構な量ですね。
電気やガスは止まっていても、なんとかなる場合もありますが、水とトイレはそうもいきません。
確実に地震が来る日は来ますので、その日に備えて最低限の準備をしておきましょう!!