最近、暑くなってきましたね。
この時期には汗疹、にきび、虫刺され、日焼けなどの患者様が来局される機会が増えます。
そこでよく質問を受けることがあります。それは・・
「この薬、化粧品を使うときにはどのように使用したらよいですか?」
というものです。
うーん、、お気持ちはよくわかります。季節柄、日焼け止めも必要かと思います。
そもそも化粧品と医薬品の違いは・・
つまり、症状に対して使用する物が医薬品、皮膚の状態の維持をする物が化粧品、となります。
しかし、ここで大事なことは「患者さんが使っている化粧品の成分が不明であること」です。
化粧品と同時に薬を使用すると、成分が混ざって、薬の効果がきちんとでない可能性があります。
(※成分がわかっていても、薬と混ざった時のデータがないものが多いです)
そのため、医師から指示をされていない場合は、基本的には化粧品の使用を控えていただきたいのです。
化粧品の使用を医師から認められている場合、以下のような状況・指示があることが多いです。
肌の状態によっては化粧品を使用したほうが良い場合もあるのですが、薬局ではその判断はできません。
化粧品を使ってよいかどうかは必ず医師に相談してくださいね。