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台風一過、お盆明け、猛暑日が続いていますね。夏休み中ということもあり、ペンギン薬局でもたくさんのお子様をお見かけします。元気な事は良い事ですが、この時期は夏バテも心配ですね。

さて、よく夏バテ予防に良いとされている、ビタミンB群。今回はその中でもビタミンB6を取り上げたいと思います。

何に含まれているか

ビタミンB6は穀物、豆類、野菜、レバー、肉、卵などに含まれます。人工的に作る事も出来ます。夏バテ予防に、レバーや豚肉が良いと巷で言われているのはこの為ですね。

期待される効果

ビタミンB6は体内において糖分、脂肪およびタンパク質が正常に機能するために必要です。

  1. ビタミンB6欠乏による貧血の予防・治療
  2. 脂質異常症、高血圧、脳卒中の予防
  3. 月経前症候群や妊娠初期のつわり
  4. 認知機能や運動機能の改善
  5. ニキビなどの皮膚症状

上記のような効果が期待されています。これだけ聞くと万能薬に聞こえがちですが、効果があまり無いとしている説もあり、諸説あることが現状です。

妊娠中や母乳への影響

妊娠中は高用量でなければ、特に意識しなくても問題ないレベルです。年齢、性別によりますが、112mg程度が推奨されています。授乳中は推奨量として、1日2mg以下であれば問題ありません。

お薬との飲み合わせ

以下のお薬を飲まれている方は注意が必要です。

  • アミオダロン塩酸塩(日光により皮膚炎を起こすリスクが高くなります)
  • フェニトイン(効果が減弱します)
  • フェノバルビタール(効果が減弱します)
  • レボドパ(レボドパ単独使用の場合は効果が減弱します)
  • 降圧薬(効果が増強されます)

ビタミンと聞くと安全に聞こえますが、状況によっては制限が必要になることもありますので、お薬をお使いの方で、サプリメントを始める際は、お近くの薬剤師やサプリメントアドバイザーに相談しましょうね。



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